ブログネタ: セ・リーグの開幕騒動、どう思う?
震災であらゆるイベントが「自粛」という名目で取りやめになってしまったものが多く出ております。今年の夏に行われるものも、その対象になってしまうなんて話も聞きました。夏って… まだ4~5ヶ月先の話だっていうのに。その時期には落ち着いていると思うのに。逆に通常にやったほうが被災者の方にも元気を出すかもしれないのにね。
やらなくていい「自粛」が多数ある中で、やらなきゃいけない「自粛」を行おうとしたものもありましたよね。
プロ野球のセ・リーグの開幕です。
「計画停電」というものを行わなければいけない電力の危機の中で、その電力を多く使うであろうプロ野球のナイター。セ・リーグはその計画停電を行っている東京電力管内の中に3球団あるんですよね。
その中の1球団のわがままが通る寸前でした。
その1球団の親会社って、震災をはじめ計画停電のニュースを連日取り上げている大きなマスコミ会社だったと思います。その会社のトップが「通常通りやれ」の鶴の一声。世間知っているのか? こんなトップがいる会社の新聞なんて信用がおけませんよ。
「選手のプレーで被災者に元気を」という趣旨。それは今すぐでなくとも、後でもできることでしょう。市民たちが停電で困っていたり、節電で苦労している中で強行に開催しても、残るものは「大顰蹙」。
そして肝心なのが、実際にプレーしている選手が「こんな中でプレーしたくない」と言っていること。選手会の総意も無視してしまおうとしていたんです。「たかが、選手」という思想は変わらなかったのか…
国にもダメ出しされて、選手会も訴えに訴え、パ・リーグと同じく4月12日の開幕になったのはあらゆる面から見て「当然の結果」。
一方で、センバツは通常通り行われておりますけど、開会式の入場行進や応援スタイルに「自粛」が入っちゃってるんですよね。これは「通常」を貫いても良かったのにと思います。なんでこんなにバランスが悪いのかと…
この選手宣誓は良かったねー。
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