亡き友へ捧ぐ…

○J1第20節／浦和2-3神戸[@埼玉スタジアム2002／32,231人]
【神戸】吉田亡き友に捧げる２ゴール

ヴィッセル神戸の主将である吉田孝行。先日亡くなられた松田直樹選手とは同じ生年月日(1977年3月14日生まれ)であり、横浜F・マリノスでチームメイトだった時期もある仲でした。

神戸・吉田ゴール誓う「マツも見守ってくれる」

孝行がお得意さんにしている埼玉県内のスタジアムで予告どおりの2ゴール。喪章を掲げながら松田選手がつけていた背番号「３」を意味する3本の指を立てて、亡き友へメッセージ。2ゴールですよ。亡き友への想いが本当に通じたと思います。ホント。

試合は追いつかれながら、最後の最後で嘉人がPKを決めてなんとか勝利。埼スタでは本当に負けませんね。

しかし…　埼スタで行われた試合であったにもかかわらず、私は別件でこんないい試合を見に行けず。この結果を知って「体が2つあったら…」というのを、本気で思ったほど。「勝ち試合」を見逃すほど悔しい事はないですから。

その「別件」も素晴らしいものでしたから(後日それについて書きますけどね)、なんとも言えない…

そして、ここで改めて…

松田直樹選手のご冥福をお祈りいたします。

現所属である松本山雅をJリーグに上げるために努力していた矢先にこんなことになってしまって、一番悔しいのは彼本人でしょう。松本山雅に関わる方々には、松田選手の遺志を胸にこれからの試合を勝ち抜いてJ2昇格へ進んでほしいと思います。