「奇跡の道」を比較してみた
さて、「奇跡の残留」から2日ほど経ちましたヴィッセルではありますけど…
「奇跡の残留」ということで思い出されるのが、一昨年の千葉。翌年はあっさりと降格…
では、あの時の残留争いの星取表(終盤10試合)を見てみましょう。
⑮千葉 ○○○○△●△●●○ 5勝2分3敗(勝点17/21→38)
⑯磐田 ●●○○●△○△●● 3勝2分5敗(勝点11/26→37)
⑰東京V ●●●△○△●△●● 1勝3分6敗(勝点6/31→37)
あの時はライバルの磐田やヴェルディもかなりズルズルな感じでした。それに、千葉はあの最終節の大逆転試合の前は5試合勝ちがありませんでした。それでもライバルもなかなか勝たなかったからこその残留劇ではなかったのかと。
そして、今年の残留争い。同じく終盤10試合の星取表を。
⑫大宮 ●●△○○●○△△○ 4勝3分3敗(勝点15/27→42)
⑬山形 ○●●○●△△○△△ 3勝4分3敗(勝点13/29→42)
⑭仙台 ●○△○●○●△●△ 3勝3分4敗(勝点12/27→39)
⑮神戸 ●●●○○△△△○○ 4勝3分3敗(勝点15/23→38)
⑯東京 ○●△○△○●○△● 4勝3分3敗(勝点15/21→36)
残留争いを繰り広げてきた5チームは終盤10試合だけ見ると、勝・分・敗が均等である互角の星取り。そんな中を潜り抜けての残留は非常に価値があると思うのですが… 逆に、こんな中で降格してしまう東京が本当に気の毒に思えます。
こう見てみると、本当に7試合負けなしというのが光って見えますね。過去に無い、大げさにいえば「歴史的な残留劇」とも思います。
さて… 大はしゃぎしておりますけど、ギリギリで15位に滑り込んだ事実は消えません。千葉の例もあります。1ヶ月強で築きあげた「絆」を、来年以降さらに強くしてもらいたいもんです。
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