手を貸したら失格だよ。
24時間テレビ。今年もあんまり見てなかったなぁ。今のスタイルになってからあんまり見なくなっちゃってる気が。障害者の方々の頑張りとか、何かに挑戦するって企画が前面になっちゃってるのがねぇ… 見てて辛くなっちゃうんですよ。
そりゃぁ、世の中にはこういう人たちが頑張ってるんだよっていうのをアピールするのは理解します。ハンディに負けずに生きてる人たちは本当に尊敬します。
でも、なんか別な方法でアピールできないかなぁ、なんて思うんですけどね。昨日から今日にかけて各所で本当に「偽善」という文字を本当に目にしましたけど… 来年の夏の終わりの週末もそうなるのかね。
さて大西堅示くん、よく頑張りましたが…
お母さん、やっちゃったね。何がって、ゴール前に我が子を思って息子(?)に駆け寄ってしまいましたけど…
普通のマラソン大会なら… 失格になっちゃいます。
で、その場面見て思い出したのが…
1984年のロサンゼルスオリンピックの女子マラソンで、フラフラになりながらゴールをしたアンデルセンという選手がいました。
彼女は倒れそうになりながらも、手を貸そうとする周囲を頑なに拒み、走り続けたんです。そう、誰かに手を貸した時点で失格になっちゃうのですから。何が何でも完走するという信念があったから、周りをスルーしてゴールできたんだと思います。26年前の話ですか。この大会から「女子マラソン」が正式種目になったんですよね。いまや花形競技ですから。
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