目くそ、鼻くそを笑う?
今日発売の「週刊文春」。
この雑誌、新年になってもテレビの批判を続けてます。今号は年末年始のテレビについて。まぁ、これは置いといて…
大晦日の紅白の批判も書かれていたんですけど、これにちょっと「?」を付けたくなる事がありまして。
アンジェラ・アキさん。「サクラ色」を熱唱していました。とてもよかったです。しかし、そのすばらしい歌なぞ棚の奥底へ置いて「Tシャツ姿で歌うなんてTPOをわきまえてない」だって!?
アホかよ… 彼女のあれが個性。いつも通りに普段の姿でいい歌を歌うのがお客さんに対する礼儀だと解釈しております。ただひとつ違うのは、Tシャツに「2回目の出場」を意味する☆印が2ケ。飾りはこれだけ。
なんて、シンプル・イズ・ベストかっ!!
そんなこともわからん今井舞という人は一体何者なんでしょうね。各雑誌によく出てますけど。これを書きたいがために、美川憲一や小林幸子の事を一言も書いてないズルさ。まったくもって卑怯です。
さらに、批判だけ書くならいいけど、特定の人を持ち上げる事までやってます。そのアーティストが気の毒です。
こんな駄文を載っけちゃう雑誌にも問題があると思う。他にも年末年始のテレビを別記事で批判してましたけど(確かに「こりゃひどい」と思った場面にも出くわしましたけど)、こんなに片意地張って年末年始にテレビを見る人はそんなにいないと思うんですけどね。何を熱心に粗を探してるのかなぁ… なんて思っちゃいました。
こんな粗探しの駄文を延々と載せるヒマがあるんだったら、他に取り上げることはいっぱいあると思うんですけどね。まさに「目くそ、鼻くそを笑う」の世界であります。
記事の中で「来年の年末年始はテレビより読書でしょう」なんて、書いてましたけど、それって文春文庫の宣伝ですか?(苦笑) テレビのあざとい宣伝並みですね。
最近、電車の中で読書をする人を見かけなくなりました。ケータイかPSPかDSもってる人が殆ど。「読書離れ」も深刻ですね。「テレビ離れ」以上に。niftyの「瞬!ワード」やmixi日記のキーワードランキングでは常にテレビ関連の語句が上位に入っておりまして「テレビ離れ」なんて言葉が縁遠く見えてしまいます。
それに…「ラジオ」の存在を忘れてますよ。テレビと違って、ほぼ通常通りの放送をやってて気分転換にもってこいのものを取り上げないなんて… ラジオ、なめんなよっ!!
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